自分らしい生き方をしたい、それは、不妊治療をしていても、自然な願いだと思います。でも残念ながら、治療を始めると、自分らしさのために大事にしていた仕事や趣味までも、ちょっと脇におき、時にはあきらめてということが、少なくないものです。
「ともかく今はがんばらなきゃ、子どもができるまでのガマンガマン。」
「子どもができれば、この苦労も報われるはず!」
「お金もかかるし、趣味はちょっとお休みしなきゃ。」
「仕事のストレスがあるから、妊娠しづらいのかな。」
「友達との旅行も、先のスケジュールがはっきりしないし難しいな・・・。」
「今がんばらないと、後で後悔するかも・・・う~ん。」
「後悔しないように、治療はできるだけ」

治療の負担だけでなく、自分らしい生活や生き方が見えない、そんな悩みもつきものなのが、不妊治療。
でも、
治療だけでない自分らしさ、やりたいこと、今やっていることを、あきらめず、なんとか続けていくこと。
それによるプラスは計り知れません。

子育て中のことを「キャリアのブランク」ということがあります。
子育てがある程度落ち着けば、また仕事を始めたり、新しい活動を始めることができます。そして、おおよそ子どもが何歳くらいになったら・・・と、ある程度予測や準備ができるもの。

でも、不妊治療中は残念ながら、治療がどのような結果になるのか、いつ終わるのかが分からず、人生設計に大きな影響を与えるものなのです。

できることなら、治療中もじぶんらしく、仕事や好きなことを続けていくこと。
それによって、子どもを持つことになっても、残念ながらそうでなくても、その後の人生の実りの時期を、より充実して歩むことができるのです。